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【山の本棚1】井上靖『氷壁』から新田次郎『孤高の人』へ
関心のままに手元に置いてきた山の本を並べると、本棚の一区画を占めるようになってきました。 本の背表紙を見やるだけで、まだ見ぬ山旅へと誘い、過ごした山旅を回想させてくれます。 ...
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【第2章】中央アルプスを越える①~戦後60年と季節の巡り~
山行データ52歳。2005年6月16~19日。 新宿~木曽福島へ列車。16日はバンガロー泊、17日は無人避難小屋泊、18日は木曽駒ヶ岳をへて伊那市泊。19日は高遠まで歩き、 ...
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【登山余話5】山の日と八郎坂(下)
八郎の死 立山称名滝ちかくの八郎坂命名の由来は、立山ガイド佐伯八郎にちなむことは、すでに見ました。 八郎の死を悼み、その功績をたたえるためでした。 八郎の死。 ...
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【登山余話4】山の日と八郎坂(中)
称名新道から八郎坂へ 八郎坂命名のいわれと、山岳ガイド佐伯八郎の人となりの手がかりは、いくつか見当たります。 まず、命名から。 『立山黒部の歴史と伝承』(桂書房・廣瀬誠)が ...
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【登山余話3】2017山の日と八郎坂(上)
国民の祝日「山の日」(8月11日)にちなむニュースやテレビ番組が、いくつか放送されていました。 東京都の最高峰雲取山の標高2,017mが西暦2017年の数字と同じだというので、随分な人気 ...
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【登山余話2】利尻岳と二つの海
山行データ2016年8月28日。63歳。妻と同行。礼文岳登山の二日後。鴛泊登山口(5時間)利尻岳(4時間)鴛泊登山口。台風10号の接近が気がかりになっている。 青に浮き立つ ...
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【登山余話1】礼文岳とハマナス
山行データ2016年8月26日。63歳。妻と同行。台風10号が本州南から北上し、東北地方に上陸しようかという動きのころ。 炎夏脱出 (礼文岳への登り口付近。ブッシュにZ形に ...
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【第1章】御嶽山の③~火の山、信仰の山~
山行データ51歳。2004年9月18~20日。 新宿(午前零時前)~塩尻~木曽福島へ列車。バスで覚明堂下車。 18日は7合目でテント、19日に山頂越え、一般道に出て木曽福島 ...
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【第1章】御嶽山の②~火山にはひるむ…1977・有珠山噴火から~
山行データ51歳。2004年9月18~20日。 新宿(午前零時前)~塩尻~木曽福島へ列車。バスで覚明堂下車。 18日は7合目でテント、19日に山頂越え、一般道に出て木曽福島駅まで歩く。 ...
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【第1章】御嶽山の①~木曽福島、鈍行列車の小景~
【写真説明】 乗鞍岳から飛騨へ下る登山道から御岳山(右)をのぞむ。緑のハイマツ斜面と青い御岳山の間を白雲が埋める。左の峰続きは中央アルプス。 山行データ51歳。2004年9月18~20日 ...